日本人の食卓になくてはならないお米。
デニーズでも日々多くの「ごはん」をみなさまのテーブルへお届けしています。 デニーズのごはんは、すべて秋田県内で生産される「あきたこまち」を使用しています。 今回は日本有数の米の生産地である秋田県のJA全農あきた、JA秋田おばこの皆さまを訪問し、 美味しいお米を作るための技術、こだわりなどをお伺いしました。
デビュー40周年!
「あきたこまち」の 魅力はコレ!
全国的にも米のトップブランドとして有名な「あきたこまち」は、昭和59年のデビューから今年で40周年を迎えます。その名前は、平安時代の美しい歌人として有名な小野小町の生まれが、秋田県湯沢市といわれていることにちなみ、秋田生まれの美味しいお米として、末永く愛されるようにという願いを込めて命名されました。
あきたこまちの特長は、透明感や光沢、香りに優れ、もち肌のように繊細でツヤツヤと輝く粒で、粘り・弾力性に富んでいること。食味ランキングでは、最高峰の特Aランクに何度も選定されるほどの実力派です。
①気候
農作物を作る上で欠かせないのが秋田の昼夜の寒暖差です。日中、太陽の光をいっぱいに浴び、光合成を活発におこなうことによって作り出される良質なでんぷんは、夜に気温が下がったとき蓄積されるため、旨みが凝縮され、おいしい米がとれる条件になると言われています。
②土壌
奥羽山脈を源とする雄物川は、古代から長い年月をかけて栄養分の多い肥沃で豊かな土壌を育くみ、稲作に適した環境を作りだしてきました。
③水
名水百選にも選ばれたミネラルをたっぷり含んだ良質な湧水が水田へ流れ込み、この水が美味しい「あきたこまち」を作っています。
④技術
生産者は、先人の稲作技術を脈々と受け継ぎ、研鑽を積み重ねながら、今日まで栽培技術の向上に果敢に向き合ってきました。そうした努力を日々積み重ね、今日の秋田の稲作があります。
その1
農家さんが大切に育て収穫された稲は、人の目で形や色、虫がついていないか、などがチェックされ、「カントリーエレベーター」と呼ばれる収穫後の管理を1か所で行う大規模な施設で乾燥、保管されます。
ここでは温度や湿度をコンピューターを使って調整することで、米の品質を落とさず一定に保つことができます。
その2
精米センターでは、玄米の状態、精米の状態、専用の炊飯器でごはんを炊いた状態、その成分の分析を人の五感を使って行っています。実際にごはんを食べて評価する官能検査では、光沢、白さ、粒ぞろい、香り、粘り、味(甘味)について採点を行っており、基準値内の製品が全国のデニーズへ出荷されていきます。
関西出身の私は今回、人生で初めて秋田県の地を踏みました。水田地帯に黄金色の稲穂が実る風景はとてもきれいでした。
車で移動しながらの視察だったのですが、広大な耕地に突然姿を現す巨大施設(カントリーエレベーター)にびっくり!大きなサイロ(保管スペース)にはどれだけのお米が入るのかというくらい圧巻で、産地のみなさまの、良いお米を消費者に届けるんだという強い思いを感じました。
美味しいお米の産地、秋田で作られた「あきたこまち」をぜひデニーズでお召し上がりください!